ifs未来研究所
モノや情報が溢れ返り、ひとつの商品やサービスをとってみても“生活者”自身が常に理性的に判断できる範疇を超え、ますます複雑化。
生活者の感情や心に訴え、自分ごと化させ、共感してもらうというプロセスが必要不可欠になっている今だからこそ、ifs 未来研究所では、「時代の気分」「生活者の価値観」「ビジネスの可能性」といった視点から、少し先の未来について様々な切り口から情報を発信。
土師ゆきの Yukino Haze
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マーケティング戦略アップデート 第11回 地域を活かすワーケーション
コロナ禍でテレワーク制度の導入が進むなか、ワーケーションが注目されている。2019年に全国的にワーケーションを普及促進させることを目的として設立された「ワーケーション自治体協議会(WAJ)」には現在、1道22県171市町村(21年6月24日時点)が参加しており、観光地としても人気のある北海道や沖縄、リゾート地として有名な長野・軽井沢などもワーケーションの誘致に力を入れている。
ifsインサイト コラム Knowledge -
~コト消費のその先は?~今、新たに注目が集まる「純喫茶」。若者を惹きつける魅力は、「原点を感じさせるシンプルさ」と「押し付けがましくない在り方」
今やコンビニより店舗数が多いと言われる喫茶店。サードウェーブコーヒーブームを背景に、若者たちからの注目を浴び、家や学校・職場に次ぐ「第3の居場所(サードプレイス)」として時間を消費する場所となっています。そんな中でも今、話題の中心となっているのが中高年男性の憩いの場というイメージが強い「純喫茶」です。書籍も続々と発売されているほかファッション誌でも取り上げられるほどで、Instagramでも「#純喫茶」と検索すると若者によって投稿された写真が沢山でてきます。今回はなぜ今、若者が純喫茶に魅力を感じているのか、新宿にある老舗の2軒に足を運んで共通するポイントを探ってきました。
コラム モノを買わない世代の気分消費